2020.03.17 追記:
EUから、30日のEUへの渡航を禁止するよう「提案」がなされました。
国によって足並みがそろわず、スペインでは先日の自己隔離の通達以上の効力を発揮してはいないようです。
2020.03.15 追記:下の画像のとおりの通達が出されました。
ざっくり訳:
3月14日をもって、非常事態を宣言します。自己隔離をお願いします。
通院と仕事を除いた不要な外出をするものは500ユーロから2000ユーロの罰金、逮捕の可能性もあります。
仕事を許しているのがなんともよくわからないですが、緊急事態宣言が出されました。
街も、今まで以上に緊張感が漂っています。
皆様、ご無事にお過ごしでしょうか。Garciaです。
今回、スペインに無事上陸されたバスケットボール選手からのレポートをお伝えいたします。
(一部、他の現地にいる他の学生さまからのお声も含まれます)
1.感染状況
2.差別
3.学校の対応
4.課外活動
1.感染状況
資料
外務省PDF資料:スペインにおける新型コロナウイルスの発生状況について(3 月 10 日)
マドリードで新型コロナ患者急増、「医療対応に限界」=スペイン当局
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-spain-idJPKBN20Y2RX
首都を中心に、感染は拡大しているようです。
2.差別
特に、日本人に対する差別が多くみられるということはないようです。
3.学校の対応
ほぼすべての学校が、通常どおり運営されています。
*2020.03.14追記
学校はすべて、3月27日まで閉鎖となり、授業はオンラインで提供されています。
4.課外活動
美術館が閉鎖されるなどのほかに、日本同様、不特定多数の集まる会合は控えるように通達がありました。
今回、バルセロナでバスケットボールをしたい!と出発された方によると、3/25まで練習含むチーム活動自粛となっており、
残念ながら目的は達成できず帰国となってしまいそうです。。。
*2020.03.14追記
飲食店やスーパーマーケットはほとんどが休業されています。
ヨーロッパはシェンゲン圏内での移動の自由度が高く、スペインでもイタリアからの入国を制限する動きがあるようですが、誰がいつどこにいたか、が把握しづらい点が対応を難しくしています。
スペイン留学を扱う身としては、制限することも背中を押すこともできないという歯がゆい状況ではありますが、終息を祈るとともに、手続き面では万一の事態にもすぐに対応できるようにすることが使命と感じております。
以上、Garciaでした!