
スペインでお得にお金をおろす方法|ATM手数料を節約するには?
スペイン旅行や留学の際、現金をどこで・どうやっておろすかは意外に大きな差になります。
同じ100ユーロを引き出すのでも、ATMの選び方ひとつで数百円~数ユーロの違いが出ることも。
この記事では、実際にスペインでお金をおろすときのコツと、手数料を安く抑える方法をご紹介します。
💡 結論:IbercajaのATMが比較的安い!
スペイン国内ではほとんどの銀行がATM利用時に**固定の手数料(€4〜€7程度)**を課しています。
これは、カード発行国やカード会社に関係なく、ATMを設置している銀行側が徴収するものです。
その中でも比較的手数料が安い(または一部カードで無料になる)と知られているのが、
👉 Ibercaja(イベルカハ) のATM。

-
2025年時点で、海外カード利用時のATM手数料が€0〜€1程度と安め。
-
引き出し直前に手数料額が画面に明示されるので、確認してからキャンセルも可能。
-
他行(CaixaBank、Santander、BBVAなど)に比べると2〜3ユーロ安いケースが多い。
💬 一般的に:
| 銀行名 | 海外カード利用時の手数料目安(2025年) |
|---|---|
| Ibercaja | €0〜€1 |
| CaixaBank | €5〜€7 |
| Santander | €6〜€7 |
| BBVA | €5前後 |
| Sabadell | €6前後 |
※あくまで現地利用者報告ベース。最新の金額はATM画面で必ず確認を!
💳 Wiseカードを併用するとさらにお得
スペインでは、Wise(ワイズ)カードを使うと為替面でもお得に引き出せます。
日本の銀行口座からユーロ口座にチャージしておけば、ミッドレート(中間為替)+小額手数料でユーロを用意可能。
ATMでユーロを引き出す際も、
-
月200ユーロまで2回無料
-
以降は1.75%程度の手数料
と透明な料金設定です。
つまり:
💡「Wiseでチャージ → IbercajaのATMで引き出す」
という組み合わせが、最もお得でトラブルが少ない方法のひとつです。
⚠️ 注意:「日本円で決済しますか?」は絶対に「いいえ」!
ATMやカード決済時に出てくるこの質問:
“Do you want to be charged in JPY (Japanese yen)?”
(日本円で引き落としますか?)
これはダイナミック通貨変換(DCC)と呼ばれる仕組みで、
「日本円表示で安心そう」に見えて、実は非常にレートが悪くなる落とし穴です。
例えば100ユーロを引き出した場合:
-
現地通貨(ユーロ)決済 → 為替レート+1〜2%
-
日本円決済(DCC) → 為替レート+3〜5%以上
となります。
これは、スペインに限らず世界中どこでも共通するポイントなので、ぜひ覚えておいてください!
🪙 まとめ:スペインでお金をおろすコツ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 💶 ATM選び | Ibercajaが最安級。他行は€5前後かかることも |
| 💳 カード選び | Wiseなど多通貨デビットカードを活用 |
| 🌍 通貨選択 | 日本円ではなくユーロで決済する |
| 🏦 引き出し回数 | まとめておろして回数を減らすと節約に |
| 🚫 空港のATM | 手数料・レートともに高め。市街の銀行ATM推奨 |
✈️ 最後に
スペインはキャッシュレス化が進んでいますが、バルや市場など現金が必要な場面も多くあります。
「手数料なんて大したことない」と思っていると、滞在中に何度も積み重なり、数千円の差になることも。
旅の小さな工夫で、大きな節約を。
スペインでお金をおろすなら、Ibercaja × Wise × ユーロ決済 の3点セットが最強です。
相談はこちらから!

