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【グレタさん、スペインへ】環境問題について考えるきっかけとして

Ciao! Garciaです!!

11月、かなり冷え込む日が多くなってきましたが風邪などひいていませんか?

グレタ・エルンマン・トゥーンベリ(スウェーデン語: Greta Ernman Thunberg スウェーデン語発音: [²ɡreːta ²tʉːnbærj]; 2003年1月3日 – )は、スウェーデンの環境活動家。主に地球温暖化によってもたらされるリスクを訴えている。(Wikipediaより)

12月2日に開催予定のCOP25(国連気候変動枠組み条約締約国会議)は、開催まで一ヶ月少々のタイミングで反政府デモを理由に、会場がチリからスペインに変更になりました。

CO2の排出の多い飛行機を避けるため移動手段を探していましたが、オーストラリア人カップルとイギリス人女性がヨットで移動の手助けをしてくれることになりました。

飛行機に乗ったほうがコスパいいやろ、とかいうツッコミも多発していますが、これは啓蒙活動の一つでもあるんですね。

 

背景知識ということで

以下、引用ばかりで恐縮ですが、まずはCOP25について。

COP25は、2020年以降の地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が実施期間に入るのを前に、18年に開かれたCOP24で合意できなかった協定ルールの一部の交渉を進める。企業に関わりのある排出量取引といった「市場メカニズム」などのルール策定が積み残されている(日経新聞)

実は、チリは政情不安定によりAPECの開催も逃しています。

南米チリのピニェラ大統領は30日、11月16~17日に首都サンティアゴで開催を予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を中止すると表明した。公共交通機関の運賃引き上げに端を発した大規模な抗議デモが続き、安全確保が困難と判断した。主催国によるAPEC首脳会議の開催断念は初めて。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51614080Q9A031C1000000/

 

関連事項として、SDGsについて

持続可能な開発目標(じぞくかのうなかいはつもくひょう、英語: Sustainable Development GoalsSDGs〈エスディージーズ〉)は、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)からなる、国連の開発目標である。(Wikipedia)

 

そして同時に、参考図書としてファクトフルネスは必読だと思います

https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/19/P89600/
(あまり書籍販売のリンクは貼りたくなかったのですが、解説のしっかりしている日系BPさんのページを拝借)

 

グレタさんはSDGsがトレンドワードになると同時に世間に環境問題について考えるきっかけを提供しましたが、扱いとしてゴシップ的な扱いも多いのが現状でちょっと残念です。

環境問題について関心を持つべきというのは間違いないのですが、何か行動を起こす前に下記は意識していただきたいと思います。

 

1.気候変動への対策は即効性がない

当たり前のようですが、今日何か策を講じたからといって、数年で状況が変わるものではないんですよね。

過去の失敗は累積されています。
三日坊主では意味がありません。継続してこその環境対策です。

 

2.すでに間に合わないレベルで進行している

例えるならば、車輪をつけて下り坂を滑走していて、本気でブレーキを踏んでも止まり切れず谷底に落下するような状況です。

 

3.とはいえ、正しい理解がされていない

無関心な人が多い一方で、危機感を持っている方のなかでもなかなかパンチの効いた誤解をしている方もいます。

SNSへの投稿を見ていても過激な表現のほうがウケるのか、誤認を招くような投稿が拡散されているのが見受けられます。

留学についてもそうなのですが、流れている情報を鵜呑みにせず、裏どりをしなければいけないですね。

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以上、私自身も知識不足ではありますので、意見を述べたり詳細に言及はしませんが、関心を持つと同時に自立した考えを持って環境問題に取り組める人が日本からも多くなれば幸いです。

Garciaでした!Adios!